市進ホールディングス

導入事例

Works
 

独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構

入社5年次研修

研修概要
  • テーマ1 中堅社員の心構え
  • テーマ2 問題解決の基礎
  • テーマ3 関係を築くコミュニケーション
  • テーマ4 内部統制・コンプライアンス
研修の狙い

自身の業務だけでなく組織の問題を解決していける中堅職員へとステップアップしていくことが求められる入社5年が経過した職員に対して、業務や組織の問題解決や他部署や外部との交渉・調整といった業務を遂行するための知識、態度を付与し、資質の向上を図る研修を二日間にわたって実施しました。テーマの1つ目、「中堅社員の心がまえ」では、この5年間で担ってきた役割や実務上の成果を可視化することから始めていただき、中堅社員として今後期待される役割とのギャップを認識することにより、以降のテーマが腹落ちしやすいプログラムとしました。講義だけでなく、ワーク・討議・発表など演習を多く取り入れ、今後の業務に活かせる内容となりました。

問題解決の基礎 / 関係を築くコミュニケーション

二日目は実務に関する研修となります。「問題解決の基礎」では、日々の業務の中で求められる「問題解決」の手法について学びます。そもそも「問題はどこにあるのか」を考えるギャップアプローチの手法を使って、問題を列挙したのち、親和図法を用いて問題を特定します。「問題の発見」の次は、「問題の分析」「解決策の立案」「解決策の実行」とプロセスが続きますが、本研修では一連のプロセスを「職場内での問題」というテーマで実際にワークを通して学んでいただきました。「関係を築くコミュニケーション」では、職場でのコミュニケーションで難しいと感じたり、うまくいかなかった場面を挙げてもらい、コミュニケーションの原則を学んでいきます。ここではコミュニケーションのスタイルを4つに分け、それぞれのタイプに応じた対応法を考えていただきました。

調整、交渉能力の向上 / 内部統制・コンプライアンス

「調整、交渉」におけるポイントの一つに双方の利益総和が最大になる合意地点つまりwin-winを目指すことが挙げられます。方針の違いや時間・人員の不足といった組織の壁を越え合意に近づかなくてはなりません。win-winの関係に近づくためには、交渉のタイプを見極め、交渉の手順や進め方についても戦略が求められます。この一連の流れをケーススタディを通して学んでいただきました。
「内部統制・コンプライアンス」については、知識として知っているだけではなく、実際に行動できることが求められます。コンプライアンス違反を防止するために各自ができることを考え、日常業務に落とし込むためにはどうするか、グループで実行案を出して発表し、個人で決意表明をすることにより、体験として記憶に残る研修となりました。

受講者の反応(アンケートから)

●5年間を振り返り、自らの原動力となっていること、今後目指すべき姿を再認識することができた。
●上司、同僚のソーシャルスタイルを考慮して、行動してみようと思いました。
●モチベーションの保ち方について再確認できたので、ストレスを感じた時に今回の研修内容を思い出したいです。
●情報の共有が、業務の進行・コンプラの順守に重要だと再認識できた。
●自身のモチベーションを感じる瞬間に気付くことができた。
●DESC法、問題の原因について最も効果的な施策を考える過程が勉強になった。